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砂糖入り清涼飲料水の摂取量と自然妊娠確率

2019年8月3日 土曜日

今回は『砂糖入り清涼飲料水の摂取量と自然妊娠確率との関係』
と言う面白い論文が出ましたので和訳し添付致します。  
 
 
 
『砂糖入り清涼飲料水の摂取量と自然妊娠確率との関係』
 
 
 
 
カップルのいずれかが1日に1本以上の砂糖入り清涼飲料水を飲むことは自然妊娠率の低下に関連することがアメリカで実施された研究で明らかになりました。
 

ボストン大学公衆衛生大学院の研究チームは、妊娠を希望するカップルの砂糖入り清涼飲料水の摂取量と妊娠しやすさの関係を調べるために、アメリカ合衆国とカナダ在住の3,828名の女性とその男性パートナー1,045名を対象に前向き研究を行いました。

 

 
 
被験者は、女性の年齢が21-45歳で妊娠を希望してから最長6周期を経過し、不妊治療を受けていないカップルで、最初に、直近1ヶ月間の飲料(砂糖入り清涼飲料水、ダイエット飲料、果物ジュース、栄養ドリンク、スポーツ飲料)の摂取量を含む質問票に回答してもらい、妊娠の成立、もしくは、最長で12回の月経周期迄、妊娠の有無について追跡調査し、カップルの清涼飲料水の摂取量と妊娠までに要した期間から算出した妊娠率との関係を統計解析しました。

 

 
 
年齢や生活習慣などの要因も影響を排除するように調整した後、
 
週に7本以上の砂糖入り飲料を飲む女性は飲まない女性に比べて周期あたりの妊娠率は19%低下(FR=0.81; 95%CI: 0.70,0.94)し、
 
同様に週に7本以上砂糖入り飲料を飲む男性は飲まない男性に比べてパートナーの女性の妊娠率は22%低下(FR=0.78; 95%CI: 0.63,0.95)しました。

 

 
 
砂糖入りソーダの摂取量はさらなる妊娠率の低下に関連し、1日に1本以上砂糖入り炭酸飲料を飲む女性は飲まない女性に比べて妊娠率は25%低下(FR=0.75; 95%CI: 0.59,0.95)し、
 
同様に1日に1本以上砂糖入り炭酸飲料を飲む男性は飲まない男性に比べてパートナーの女性の妊娠率は33%低下(FR=0.67; 95%CI: 0.51,0.89)しました。

このことから週に7本以上の砂糖入り清涼飲料水を摂取することで自然妊娠の確率が低下することが示唆されました。

 
 
 
 
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注釈

これまで砂糖入り清涼飲料水の摂取量と体外受精の治療成績との関連については、いくつかの研究報告がなされていますが、自然妊娠するまでに要する期間との関係を調査した研究がはじめてだったようです。

 
結果は、カップルの女性、男性のいずれかにおいても、1日に1本以上の砂糖入り清涼飲料水を飲むことは、自然妊娠に至るまでより長い期間かかるというものでした。

 

 
 
妊娠希望のカップルにとって、飲み物はミネラルウォーターやお茶などにしておくのが無難なようです。
 
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2019年 妊活応援セミナー開催のお知らせ

2019年8月1日 木曜日

不妊治療の「最新医療現場」のこと知ることができます!

 

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どういったことで、妊娠への確率を上げることができるか?

 

 

 

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10名様の限定です、お早めにご予約お待ちしております。

 

 

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講師:山口庸仁先生

 

神戸 英(はなぶさ)ウィメンズクリニック サプリメントサポートセンター長

 

・卵子提供コーディネーター

・代理母コーディネーター

・一般社団法人「統合医療生殖学会」

認定子宝カウンセラー指導士

・登録販売者

 

神戸三宮 英ウィメンズクリニックにて年間1000人以上のカウンセリングをし、

不妊相談の実績があり北海道から沖縄まで全国で妊活されている方を、

対象に妊活応援セミナーを開催されています。

 

 

カラダを芯から考える、妊娠しやすいカラダづくり

 

2019年 もりぎん 妊活応援セミナー

 

開催日 2019年9月21日 (土) 10:00~11:30 (先着10名様限定)

 

主催:ドラッグもりぎん

(一般社団法人「統合医療生殖学会」会員店)

場所:ドラッグもりぎん店内セミナールーム

 

<参加費無料>

 

御参加、ご希望の方は、お電話にてご予約をお待ちしております。

 

電話 (0587)-32-5414 もりぎんまで

 

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女性の1日あたりコーヒー杯数の不妊治への影響

2019年7月29日 月曜日

不妊治療をするなかでコーヒー(カフェインの摂取)については度々、ご質問を頂きます。
 
 
カフェインに関して不妊治療の分野ではどちらかというと後ろ向きな意見が多い気がしていましたがこの『不妊治療にカフェインは良い?悪い?論争」に対して精度の高いビックデータの論文が今年2019年に発表され一つの終止符が打たれました。
 
 
 
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今回は『女性の1日あたりのコーヒー杯数の不妊治療成績への影響』と言う面白い論文が出ましたので和訳し添付致します。
 

 

 

『女性の1日あたりのコーヒー杯数の不妊治療成績への影響』

 

 

人工授精を受けている女性で、1日に1〜5杯のコーヒーを飲む女性は飲まない女性に比べて妊娠、出産に至る確率が1.5倍高い一方で、体外受精や顕微授精を受けている女性ではコーヒーの摂取量と治療成績に関連が見られないことがデンマークで実施された研究で明らかになりました。


オーフス大学の研究チームは、オーフス大学で不妊治療を受けている女性を対象に1日のコーヒー摂取量と治療法別治療成績との関連を前向きに調査しました。

 

1708名の女性を対象に、治療開始ごとに1日のコーヒー摂取量を「飲まない」、「1-5杯」、「6-10杯」、「10杯以上」から選択してもらい、人工授精1511周期、体外受精/顕微授精2,870周期、凍結融解胚移植1355周期の治療成績を対象としました。

 
その結果、体外受精や顕微授精では女性の1日のコーヒー摂取量は治療成績への影響はみられませんでした。
 
 
一方、人工授精では1日にコーヒーを1〜5杯飲む女性は飲まない女性に比べて、妊娠率(adjusted relative risk 1.49; 95% confidence interval, 1.05-2.11) 、出産率 (adjusted relative risk 1.53; 95% confidence interval, 1.06-2.21) ともに有意に高いことがわかりました。
 
 
このことから人工授精ではコーヒーの摂取が治療成績によい影響を及ぼす可能性があることが示唆されました。

 
 
 
注釈

全日本コーヒー協会の調査では日本のコーヒー消費量は、年々、拡大傾向にあることがわかります。実際にカフェが増えたり、コンビニでコーヒーが買えるようになったりと、そのことが実感できます。

 
そんなポピュラーな嗜好品であるコーヒーが妊娠にどのような影響を及ぼすのかについて、これまで多くの研究報告がなされています。

 

 
ハーバード大学のEARTH Studyでは、治療前の1年間のカフェイン摂取量はART治療成績(子宮内膜厚、獲得成熟卵数、着床率、妊娠率、出産率)にマイナスの影響を及ぼさないとの報告がなされています。
 
 

ART治療成績とは関連しないというのは今回の研究結果と一致していますが、コーヒー摂取の人工授精の治療成績への影響を調べたのは、今回の研究がはじめてで、それもよい影響を及ぼす可能性があるというものでした。

 
私が推測するに
カフェイン摂取がなぜ人工授精の治療成績へよい影響を及ぼすか、それはカフェインが卵管の繊毛の働きを刺激し、卵子のピックアップ(排卵後の卵子の卵管への取り込み)や輸送の機能によい影響を及ぼすのではないかと推測しています。

 

 
 
また、カフェイン摂取は黄体期のプロゲステロンレベル上昇、無排卵リスクの低下と関連するという報告もあり、さらには、カフェイン摂取はインスリンの感度を高めるとの報告もなされており、これらがコーヒー摂取が人工授精の成績によい影響を及ぼすメカニズムかもしれないとの見解を示しています。

 

 
このように適量であればコーヒーの不妊治療成績への影響はそれほどの心配はないようです。

 

 
ただし、妊娠後のカフェイン摂取は流産リスクを上昇させるという研究報告がありますので、妊娠後は控えるのが無難なようです。
 
 
 
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カップルの高血圧と妊娠しやすさとの関係

2019年7月27日 土曜日

今日は高血圧と妊娠について Am J Obstet Gynecol.で記事が出ましたので書きます。
 
 
 
『カップルの高血圧と妊娠しやすさとの関係』


高血圧のカップルはそうでないカップルに比べて妊娠に至るまで時間がかかることが中国で
実施された研究で明らかになりました。

中国全土の妊娠時の異常の発生率低減を目的とした、中国政府機関によるコホート研究、NFPCP(the National Free Pre-conception Check-up Projects)のデータを用いて第一子の妊娠を希望するカップルの血圧と妊娠しやすさとの関係が調べられました。

 

2,234,350組の第一子の妊娠を希望するカップル(女性の年齢:20-49歳)の血圧を測定し、

 

正常(120以下/80mmHG以下)
前高血圧(120-139/89-89mmHG)
高血圧(140以上/90mmHG以上)

 

の3つのグループに分け、1年間、もしくは、妊娠成立まで追跡し、妊娠までに要した期間から算出した妊娠率を比較しました。

その結果、前高血圧と高血圧だったのは女性で、それぞれ24.75%、1.26%、男性では、それぞれ、49.75%、3.84%でした。

 

調査期間中に798,610組のカップルが妊娠、その内の56.6%は最初の3周期で、83.04%は6周期で妊娠に至っており、12周期の全体の累積妊娠率は41.95%でした。

 

妊娠率は高血圧の女性で33.9%、前高血圧の女性で41.61%と、正常な女性の42.23%に比べて有意に低く、高血圧の女性の調整後の累積妊娠率は正常な女性に比べて21%(FOR, 0.79; 95% CI, 0.78-0.81)低いことがわかりました。

 

また、男性パートナーが前高血圧だと女性の累積妊娠率に有意な差はみられまでんでしたが、

 
 
 
高血圧の場合は有意に低く、男性パートナーが高血圧の女性の調整後の累計妊娠率は男性パートナーの血圧が正常な女性に比べて累計妊娠率は11%(for, 0.89; 95% CI, 0.88-0.90)低いことがわかりました。

 

カップルの男女がどちらも高血圧の女性の累積妊娠率はそうでないカップルの女性と比べて27%(FOR, 0.73; 95% CI, 0.69-0.77)低く、

 
 
カップルの女性だけが高血圧である女性の累積妊娠率はそうでないカップルの女性と比べて19%(FOR, 0.81; 95% CI, 0.77-0.85)、カップルの男性だけが高血圧である女性の累積妊娠率はそうでまいカップルの女性と比べて6%(FOR,0.94; 95% CI, 0.92-0.95)低いことがわかりました。

 

 

これらの結果からカップルの高血圧は妊娠に至るまで時間がかかることが示唆されました。


 
注釈

200万組以上の第一子の妊娠を希望するカップルを対象とした

中国の大規模前向きコホート研究「NFPCP(the National Free

Pre-conception Check-up Projects)のデータを用いて、空腹時

血糖値と妊娠率の関係に続いて、高血圧と妊娠率の関係を調査しています。

 

 

高血圧もまた、妊娠するのにマイナスの影響を及ぼしている可能性があることがわかりました。カップルの女性だけでなく、男性パートナーが高血圧の場合でも累積妊娠率が有意に低下し、カップルの男女とも高血圧の場合は妊娠するまでに最も時間がかかったとのこと。

 
年齢が高くなるほど高血圧が増えます。

そのメカニズムは明確ではないとしていますが、適正な血圧を維持は大切なようです。

 
 
 
 
『ショウキT-1は、食後血糖値の上昇を抑える』

 

「たんぽぽ茶ショウキT-1」は、日本食品分析センターでの試験結果により、

 
食後血糖値の上昇を抑える働きがあることが証明されています。
また肝臓での糖代謝を促進するため、糖尿病や妊娠糖尿病の予防に繋がります。
 

糖尿病、妊娠糖尿病、メタボリックシンドロームの方にもお勧めしたいと思います。
 
 
 
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