温灸・温活
2019年8月1日 木曜日
不妊治療の「最新医療現場」のこと知ることができます!
妊活「漢方&サプリ」の活かし方を知ることができます!
どういったことで、妊娠への確率を上げることができるか?
下記のようなことで悩んでいるのでしたら、この講演会は
あなたのためのものです!この機会にぜひご参加ください。
10名様の限定です、お早めにご予約お待ちしております。
☑妊娠したいと思ってから、1年以上妊娠しない
☑不妊治療を受けようか迷っている
☑不妊治療を受けているけど、なかなか妊娠しない
☑妊娠しても流産してしまう
☑ご主人の元気がない
☑妊活に疲れた
☑男性不妊の可能性がある
講師:山口庸仁先生
神戸 英(はなぶさ)ウィメンズクリニック サプリメントサポートセンター長
・卵子提供コーディネーター
・代理母コーディネーター
・一般社団法人「統合医療生殖学会」
認定子宝カウンセラー指導士
・登録販売者
神戸三宮 英ウィメンズクリニックにて年間1000人以上のカウンセリングをし、
不妊相談の実績があり北海道から沖縄まで全国で妊活されている方を、
対象に妊活応援セミナーを開催されています。
カラダを芯から考える、妊娠しやすいカラダづくり
2019年 もりぎん 妊活応援セミナー
開催日 2019年9月21日 (土) 10:00~11:30 (先着10名様限定)
主催:ドラッグもりぎん
(一般社団法人「統合医療生殖学会」会員店)
場所:ドラッグもりぎん店内セミナールーム
<参加費無料>
御参加、ご希望の方は、お電話にてご予約をお待ちしております。
電話 (0587)-32-5414 もりぎんまで
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2018年3月15日 木曜日
体外受精の治療成績には比較的少ないアルコール摂取量でも影響を 及ぼすとの報告がなされています。
体外受精に臨む2, 545組のカップルを対象にアルコール摂取量と4, 729周期の治療成績との関係を調べたアメリカの研究です。
週に4ドリンク以上のアルコールを摂取する女性は
それ未満の女性に比べて、出産率が16%低く
女性も、男性も週に4ドリンクのアルコールを摂取するカップルは
どちらもそれ未満しか飲まないカップルに比べて
出産に至る確率は21%、受精率が48%低かった。
ここで、注意しなければならないのはアメリカの基準飲酒量です。
アメリカでは1ドリンクとか、2ドリンクとしています。
これは日本の1単位、2単位とは違って
日本の1単位がアルコール20グラムであるのに対して
アメリカの1ドリンクはアルコール14グラムとされています。
この論文で体外受精の治療成績に影響が認められた4ドリンクとい うのはアルコール54グラムで、日本では2.7単位ということに なります。
体外受精の治療成績の場合は、比較的、 少量でも影響を及ぼすという印象を受けます。
これは体外受精を受けるようなカップルでは、年齢をはじめ、 アルコールの影響が大きくなるような背景があるのかもしれません 。
これまでの研究報告からアルコールの摂取量が多くなるほど妊娠し づらくなることは明らかです。
ただし、 一般に適量とされている量では相反する結果が報告されており妊娠 を希望される女性のための許容される(妊娠に影響しない範囲の) 飲酒量を設定することは困難です。
一方、体外受精の治療成績には少量でも影響を及ぼすようです。
そんな中でも、 アメリカ生殖医学会やイギリス政府機関では妊娠を望む女性のため の飲酒量の目安やガイドラインを設けています。
まず、アメリカ生殖医学会では1日2ドリンク以下としています。 アメリカの場合、 1ドリンクは14グラムとされていますので1日28グラム以下と なり、厚労省の一般向けの目安量を上回ります。
やはり、 アルコールの処理能力の人種間の差が大きいのかもしれません。 これはあまり参考にはなりません。
一方、イギリスは厳格です。
イギリスの政府機関であるNICE((National Institute for Clinical Excellence)のガイドラインでは「週に1~2回、1~ 2ユニットを超えないこと」となっています。
イギリスの基準飲酒量はユニットで1ユニットは8グラムです。で すから、お酒は週に1回、多くても2回程度にしましょう。
そして、その場合、アルコール8グラムを目安にし、 16グラムを超えないようにしましょう」ということになります。
アルコール8~16グラムを、 それぞれのお酒の種類で換算してみます。
・ビール(アルコール度数5度) 200~400ml
・ワイン(アルコール度数14度) 約72~144ml
・日本酒(アルコール度数15度) 約72~144ml
海外の目安をそのまま取り入れるのはナンセンスですが、 より厳格なイギリスのガイドラインを参考にするのが無難だと思い ます。
「週に1日か、2日、少量を」
ということになります。
あくまで、厳格な目安です。
ただ、不妊治療を受けていて、 気になるけれども飲みたいという方にとっては安心して楽しめるラ インではあると思います。
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2016年11月27日 日曜日
10月~11月に、もりぎん店内で開催されたセミナーを紹介させて頂きます。
毎回、少人数でわきあいあいと楽しくセミナーを開いています。
いずれも参加費無料ですので、今後もぜひお気軽にご参加お待ちしております。
10月11日(火) 14:00~15:30
「健康の秘訣は油にあった。良い油と悪い油の講座」
講師 : 坂梨 亮 (日水製薬株式会社)
10月21日(金) 18:00~19:30
「ネットではわらなない妊活セミナー」
講師 : 山口 庸仁 (英ウィメンズクリニック・サプリメントサポートセンター長)
11月10日(木) 14:00~15:30
「食の安全とデトックス!!健康と美の秘訣」
講師 : 小西 昭好 (日本薬品・栄養情報担当者)
11月17日(木) 14:00~15:30
「冷えからくる疾患・健康づくりと予防法」
講師 : 渡邊 裕一 (カポニー産業株式会社)
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2016年9月2日 金曜日
9月に入りましたが、まだまだ暑いですね~。
暑いなか本日も清須市より新しいお客様がご来店いただきました。
ありがとうございます。m(__)m なれるまで朝食作り大変ですが、頑張ってくださいね~。
今回は双子妊娠によるリスクについて下記文献をご紹介します。
不妊治療を行う際に妊娠率を高める為に2個胚を移植する方法がありますがリスクもあります。
ふたごの妊娠(双胎)はひとりの妊娠より母子のリスクが2〜 16倍になることが知られています。
下記論文は、 妊娠方法によってふたご妊娠のリスクが変化するかを国家規模の統 計により調査したものです。
Fertil Steril 2016; 106: 371(オランダ)
Dizygotic twin pregnancies after medically assisted reproduction and after natural conception: maternal and perinatal outcomes.
Bensdorp AJ1, Hukkelhoven CW2, van der Veen F3, Mol BW4, Lambalk CB5, van Wely M3.
Abstract
OBJECTIVE:
To compare maternal and perinatal outcomes in dizygotic twin pregnancies conceived after medically assisted reproduction (MAR) with outcomes after natural conception (NC).
SETTING:
Academic medical center.
PATIENT(S):
Primiparous women who delivered opposite sex twins between January 2000 and December 2012 in the Netherlands, comprising dizygotic twin pregnancies: 6,694 women, 470 after ovulation induction (OI), 511 after intrauterine insemination with controlled ovarian hyperstimulation (IUI-COH), 2,437 after in vitro fertilization (IVF) with intracytoplasmic sperm injection (ICSI), and 3,276 after NC.
INTERVENTION(S):
Multivariable logistic regression and generalized linear mixed models to evaluate differences in outcomes: maternal outcomes of hypertension, preeclampsia, preterm delivery, hemorrhage, and delivery mode, perinatal outcomes including small for gestational age (SGA) with birth weight <10th percentile, birth weight <1,500 g, 5-minute Apgar score <7, admission to neonatal intensive
care unit, congenital anomalies, and perinatal mortality.
RESULT(S):
We found no statistically significant differences in maternal or perinatal outcomes after OI compared with NC. Women pregnant after IVF-ICSI had a lower risk for hypertension (adjusted odds ratio [aOR] 0.74; 95% confidence interval [CI], 0.66-0.83) compared with women pregnant after NC. After IUI-COH more children had Apgar scores <7 (adjusted odds ratio (aOR) 1.38; 95% confidence interval (CI) 1.05-1.81) and perinatal mortality rates were higher (aOR 1.56; 95% CI, 1.04-2.33) compared with NC. We found no differences in perinatal outcomes after IVF-ICSI
compared with NC.
CONCLUSION(S):
Overall, maternal and perinatal risks other than those due to multiplicity are similar for twin pregnancies conceived after MAR and after NC.
要約:
2000〜2012年のオランダ出生統計データベースをもとに、
初回出産で男女のふたごを出産した方6694名を、 妊娠方法によって4群に分類し
(自然妊娠3276名、 排卵誘発タイミング妊娠470名、 排卵誘発人工授精妊娠511名、 体外受精顕微授精妊娠2437名)、
母子の妊娠リスク( 妊娠高血圧症候群、早産、出血、分娩方法、 出生時体重1500g未満あるいは10パーセンタイル未満、
APGARスコア<7、NICU入院、奇形、周産期死亡) を比較しました。
全ての項目で有意差が認められなかったもの
自然妊娠=排卵誘発タイミング妊娠(母子ともに)
自然妊娠=体外受精顕微授精妊娠(お子さんのみ)
有意差が認められたもの
自然妊娠<排卵誘発人工授精妊娠
(APGARスコア<7)1.38倍
自然妊娠<排卵誘発人工授精妊娠
(周産期死亡)1.56倍
自然妊娠>体外受精顕微授精妊娠
(妊娠高血圧)0.74倍
*その他の項目には有意差はありませんでした。
説明:
妊娠方法によってふたご妊娠のリスクが変化するか否かについては 、
賛否両論あり結論がえられていませんでした。本論文は、 明らかな2卵性妊娠(男女を妊娠)
かつ初回出産に限定して国家規模の統計により調査したものです。 その結果、
妊娠方法による違いはほとんどないことを示しています。つまり、
ふたご妊娠のリスクは「ふたご」 であることが一番の理由であることを意味します。
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