食養生
2016年3月30日 水曜日
普段立っているだけでも血糖値が下がる
以前から運動や身体活動が多いことが,
疾病予防や死亡率低下に関わることは知られて
いますが、最近、逆にじっとしていることが様々な疾病や
死亡率上昇と関連することが報告されるようになりました。
こうした観察研究の報告者の1人である英国レスター大学のHensonらは、
じっとしていることを減らすことが糖尿病治療のターゲットになるのではないかと考え、
じっとしていないようにすることで血糖管理を改善できるかどうかを検証し、
今回、その結果が米国糖尿病学会(ADA)の機関誌Diabetes Care(2015年12月1日
オンライン版)に報告されました。
立位の保持でも血糖低下作用が認められるという結果で、驚いたことに
ただ立っていることにも血糖改善作用があることを示しています。
それも5分の立位を30分ごとに繰り返すだけで血糖の低下、インスリン分泌減少に対する
有効性が示されたのです。
たとえデスクワークであっても、暇を見つけてトイレに行くとか
資料を立って探すというだけの動作でも血糖改善に有効かもしれないのです。
歩行など軽い運動であっても継続できる患者は多くはありません。
このことは、出来ることからまず始めてはということを示してくれました。
また、大麦若葉エキスの中には血糖値を下げる成分(インスリン非依存性
血糖降下成分)も確認されており、血糖に関連する学会報告も行っておりますので、
是非お役立てください。
【研究報告】
・1986年-日本薬学会 第106年会(千葉)
血糖降下成分について
・1989年-日本薬学会 第109年会(名古屋)
大麦若葉中の血糖降下成分について-インスリン非依存性血糖降下作用
・1991年-日本薬学会 第111年会(東京)
実験的糖尿マウスにおける平滑筋反応異常と大麦若葉の青汁成分による保護作用 等
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2016年3月15日 火曜日
不妊の原因の中でも、「卵子の老化」は医学界において通説になっており、
話題性も高く情報誌ニュートン2012年10月、12月号でも大きく取り上げられています。
「卵子の老化」…つまり卵子が本来持つべき機能が低下してしまう原因は、
ミトコンドリアがカギを握っていると言われています。
不要なタンパク質を排除する作用「オートファジー」
体内にはタンパク質を分解する酵素、「リソソーム」別名「細胞の掃除屋」が存在します。
これが、古いたんぱく質やミトコンドリアと融合すると分解されてばらばらになります。
ばらばらになったミトコンドリアは、細胞内成分の生成へと再利用されます。
この一連の細胞の中でミトコンドリアなどの細胞内器官やタンパク質を 分解して除去していく仕組みを「オートファジー」といいます。
上記で説明した「オートファジー」が適切に行われないと…
古くなったタンパク質やミトコンドリア等が除去されず蓄積します。
この蓄積された古い細胞が卵子の質や機能の低下、つまり「老化」を招いていると考えられています。
細胞内の古くなったタンパク質やミトコンドリアなどの細胞内器官が 除去されず蓄積してしまうことが、
卵子の質や機能の低下を招くのではないかとされています。
つまりこの「オートファジー」のシステムを向上させることにより古いタンパク質を分解し質の良い卵子を作りだすことが重要なのです。
この加齢とともに減少するミトコンドリアですが、「精子の質を高める」「卵子の質を高める」にはこのミトコンドリアの活性が大事です。
そこでお勧めなのが
「精子や卵子の質をよくする」ために「プチ断食(断糖)」
細胞が飢餓状態になると活性する遺伝子があるんです。ご存知ですか?
長寿遺伝子といわれる「サーチュイン遺伝子」といわれるものです。
サーチュイン遺伝子」が目覚めると、細胞のなかのミトコンドリアが活性化します。
科学誌「ニュートン」で「卵子の老化」について取り上げられていましたが、
卵子の老化のカギを握るのが「ミトコンドリア」だとはっきり書かれています。
卵子研究の第一人者、森京都大学名誉教授は「卵子のミトコンドリアが生み出すエネルギーは
決定的に重要なものだ」と語っています。
ならば、この大事なミトコンドリアが活性するという「サーチュイン遺伝子」を目覚めさせる!
では、どうすればこのサーチュイン遺伝子が活性化するんでしょう?
サーチュイン遺伝子と「空腹」には密接な関係があります。
現代人のサーチュイン遺伝子はほとんど休眠中で働くことはないそうです。
それはサーチュイン遺伝子はもともと、人類の歴史の中で、長い時間飢餓状態を続けてきた中で、
飢餓対策として生まれたものだそうです。
だから飽食の現代人では働くことがないんですね。
(「サーチュイン遺伝子」については以前、NHKでも特集がありました。)
「長寿遺伝子を呼び覚ませ!」
普段の食事の量を30%を減らすだけで効果が出るそうです。
満腹まで食べるのではなくて、腹「七」分目?
そしてオススメなのが「プチ断食」!
詳しくは店頭でお話しいたしますね~。お気軽にもりぎんまで。
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2016年2月12日 金曜日
「食生活で男性不妊に効果的な食べ物とは」
不妊の原因の約半数は男性とも言われています。
男性不妊で悩んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方は、是非男性不妊に効果的な食べ物・食事を徹底的に調べてみました。
食生活から見直してみませんか?
男性不妊に効く食べ物・食事 ①: 牡蠣
「性のミネラル」とも言われる亜鉛を含んだ代表的な食材の牡蠣には、
グリコーゲンというストレスにも効果のある栄養素も含まれているので、不妊でのストレスにも良い食べ物です。
なかなか毎日摂れない方は、サプリメントもかなり有効です。
男性不妊に効く食べ物・食事 ②: 穴子
こちらも亜鉛を多く含んだ食べ物です。男性ホルモンの生成に役立つビタミンEも含まれています。
男性不妊に効く食べ物・食事 ③: イワシ
精子を形成する働きのあるセレンという栄養素を含んだイワシは、
出来るだけ新鮮なうちに食べるのが良いそうですが、なかなかそうもいきません。
そんな時はイワシの缶詰などでも変わらず栄養を摂取出来るので便利です。
男性不妊に効く食べ物・食事 ④: 肉類
肉類には、精子の増殖を活性化させるアルギニンが含まれています。
特に牛肉には性のミネラルである亜鉛、精子形成を促す鉄分が含まれていますし、
体力を増強してくれる働きもあります。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑤: すじこ
すじこは、男性ホルモンの生成を促すビタミンEを含んでいます。
他にも性のミネラルである亜鉛、精子形成を促す鉄分と、
多くの男性不妊に効く栄養素を含んでいます。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑥: オクラ
精力がつくと昔から言われるネバネバ食材のオクラです。
このネバネバにはムチンという栄養素が含まれていて、
スタミナ増強に効果があります。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑦: レバー
精子形成を促すと言われている鉄分を多く含んでいるレバーには亜鉛も多く含まれていて、
生殖機能を正常に保つとも言われています。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑧: 玄米
精子の増殖を活性化させる働きをするアルギニンを含む玄米には、
他にも弱った性線機能を高める働きもあると言われています。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑨: 卵
こちらも精子の増殖を活性化させる働きをもつアルギニンが含まれていますが、
その他にも、茹で卵にはバイアグラと同様の効果が期待できると言われています。
血流を良くする効果で、毛細血管の集まりである海綿体まで血液が送り込まれるのだそうです。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑩: ほうれん草
ほうれん草には、男性ホルモンの生成を促すビタミンEと精子形成を促す鉄分の
両方が含まれているので、ダブル効果が期待できる食材でもあります。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑪: ヤマトイモ
ヤマトイモはとても栄養価の高い食べ物で、昔から滋養強壮、
疲労回復に効果があることから山のうなぎと言われています。
ヤマトイモに含まれるムチンは熱に弱いので、
生のままか短時間の加熱にとどめる事でその効果が期待出来ます。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑫: 大豆
大豆には、精子の増殖を活性化させるアルギニンが含まれています。
他にも、大豆に豊富に含まれるビタミンB2はエネルギーの代謝を盛んにするので、
疲労回復やスタミナ増強にももってこいの食材なんです。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑬: さんま
精子を形成する働きをもつセレンを含んださんまですが、
不足すると様々な不調を来たすとされているビタミンB12をとても多く含んでいるので、
毎日の健康維持にも欠かせない食材でもあります。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑭: 乳製品
精子の増殖を活性化させるアルギニンを含んだ乳製品。
特に牛乳には栄養素の働きを助け、様々な体の機能を調節していると言われるミネラルとビタミンを
多く含んでいるので、効果を高める為、そして毎日の健康維持の為にも進んで摂りたい食品です。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑮: たらこ
男性ホルモンの生成や性的機能の衰えを予防すると言われているビタミンEの含有量が
とても多いたらこは、日本の食卓には欠かせない食材の1つですよね。ですが、
コレステロール値や塩分が高め、一日に1/2腹程度が適量とされています。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑯: はまぐり
はまぐりには、精子形成を促す鉄分が多く含まれています。その他にも、
スタミナドリンクの主成分の1つでもあるタウリンを多く含んでいるので、
疲労回復や元気になりたい時には最適な食材とも言えます。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑰: シジミ
シジミにも、精子形成を促す鉄分や性のミネラルと言われている亜鉛が多く含まれていますが、
それ以外にも二日酔いや肝機能改善に効果のあるオルニチンを多く含んでいます。
男性不妊に効く食べ物・食事⑱:納豆
精力増強とされるムチンを含んだねばねば食材の納豆。
朝食として召し上がる方も多いと思いますが、実は夜摂取した方が良いと言われています。
納豆には、精子の増殖を活性化させるアルギニンも含まれていて、
その成長ホルモンの分泌は眠り始めてから2~3時間で始まるので効果が更に期待出来るんです。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑲: アジ
精子を形成する働きをもつセレンを含んだアジには、スタミナドリンクの主成分の1つでもある
タウリンも含まれていますが、その含有量は他の青魚に比べると一番多いと言われています。
男性不妊に効く食べ物・食事 ⑳: 魚のキモ
男性ホルモンの生成を促すビタミンEを含んだ魚のキモには、
更に多くの精子を形成するセレンを含んでいて、滋養強壮に良いとされている食べ物なんです。
たんぽぽ茶ショウキT-1
どれだけ良い材料を食べて身体の中に入れてもその材料を使う指令の元、
ホルモンが働かないと良い材料は材料のままで終わってしまいます。
たんぽぽ茶ショウキT-1はこの全ての精子を作る材料を効率よく使うためのホルモンに働きます。
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2016年1月18日 月曜日
葉酸摂取で胎児の病気予防-脳卒中や心臓病の予防にも大切
葉酸とは、ビタミンB群の一つで、野菜や豆類、レバー等様々な食品に含まれて
います。不足すると、胎児の脳や背中の神経の病気を招く恐れがあり、
動脈硬化や生活習慣病にも関連することがわかってきました。
今年9月、産婦人科医や脳神経外科医らの有志が、パンや麺類などの加工食品に
葉酸を添加することを求める要望書を、各食品団体に提出しました。
日常の食生活で葉酸の摂取を増やすのが狙いです。
海外の大規模調査で、妊娠を希望する女性が妊娠前から葉酸をサプリメントで
摂取すると、子どもが二分脊椎など脳や背中の神経の病気になるリスクを大きく
減らせることがわかりました。
厚生労働省は2000年、都道府県などに妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までに、
食事に加え、サプリメントで葉酸を1日400マイクログラム摂取することを推奨する
通知を出しました。
葉酸の体内での利用効率は、食品が50%、サプリメントが85%とされており、
サプリメントの方が約1.7倍も利用されやすいのです。このことからも
食事だけで胎児の病気の予防に有効な葉酸を摂取するのは難しいと考えられます。
多くの女性は何も知らないまま妊娠する為、意識せずに葉酸を摂取できる対策が
必要です。現在、84ヶ国が1種類以上の穀類へ葉酸の添加を行い、二分脊椎などの
葉酸不足が原因となる胎児の病気が減っているそうです。
一方、国内では厚労省の通達以降も二分脊椎の子供は減らず、年間500~600人が
生まれています。
大人でも葉酸が不足すると、血液中のホモシステインというアミノ酸が増えて、
動脈硬化を招き、脳卒中や心臓病、認知症になりやすくなります。
米疾病対策センターの研究者らは、1998年に穀類への添加対策を始めた
米国・カナダと、対策のない英国で、脳卒中の死亡率の変化を比較し、
添加が死亡率減少に効果があったと結論付けました。
女子栄養大副学長の香川靖雄さんは「葉酸の添加は、妊娠を考える女性だけでなく、
すべての国民の健康に役立つ」と強調しています。
埼玉県坂戸市は、2006年度から地元の女子栄養大と協力して、地域ぐるみで
葉酸摂取に取り組んでいます。国が定めた成人の葉酸の推奨量は
1日240マイクログラムですが、400マイクログラムを目標に掲げています。
高齢者は消化吸収能力が落ちる上、日本人の約15%は葉酸を体内に
取り込みにくい体質を持っているためです。
管理栄養士らが講座を開いたり、個別指導を行ったりして葉酸の重要性を説明し、
希望者には血液中の葉酸の量や体質を調べる検査を行い、取り込みにくい体質なら、
より意識して葉酸を摂取するよう促しています。
市内の約40店舗も協力し、葉酸を添加したパンや卵を販売したり、葉酸を豊富に
摂取できる献立を提供したり、胎児と葉酸に関するチラシも作成して、
婚姻届の窓口に置く他、市内の高校で生徒に配ったりもしているそうです。
大麦若葉エキスにも大麦若葉由来の葉酸が、
バーリィリーン1スティック(3g)あたり、約20マイクログラム含まれています。
近年、合成サプリメントによる過剰症が心配されていますが、大麦若葉エキスは
合成葉酸を添加しておりませんので、葉酸の過剰になる心配もなく、
栄養補助にお役立ていただけると思います。
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