『着床の窓』を検査する事ができるんです。

2017年4月21日 金曜日

神戸三宮の英ウィメンズクリニックさんにお聞きしました、
 
ERA(子宮内膜受容能検査)についてお話を致します。
 
 
 
『ERA(子宮内膜受容能検査)』

ERA(Endometrial Receptivity Array)検査とは?

反復着床不成功例に対して行う検査です。

 

融解胚盤胞を移植する場合、移植する日の内膜が着床可能状態にあるかどうかを、遺伝子レベルで調べる検査です。

反復着床不成功例では、内膜を着床可能な状態になっているつもりでも、遺伝子レベルでは準備が整っていない場合もあり、着床可能な状態になるまでさらに数日を要することもあります。
 
※検査周期では移植は行いません。検査をするのみです。
 
要するに「着床の窓」とは受精卵が着床できる期間でERA(子宮内膜受容能検査)とはこの受精卵が着床できる期間を調べる検査になります。

 

image (2)

 

 

ERA検査の流れ

 

1)検査の方法

 
1周期目
 

融解胚移植をするときと同様の、ホルモン剤補充周期に用いる薬を使用します。

 

 

image 

 
 
1. 融解胚移植の場合
 
(1)エストロゲン製剤を月経周期2日目から服用開始
(2)月経周期12日目ごろに内膜の厚さを確認
(遠方の方は、省くこともあります)
(3)プロゲステロン製剤を開始して、5日目に子宮内膜組織を採取し、検査に提出

2. 自然周期の場合

尿中LH陽性日から7日目に検査をします。(超音波での排卵確認を併用する場合もあります)

 

検査結果  
着床可能 子宮内膜は着床可能状態です。検査はこれで終了。次周期から同様 の方法でプロゲステロン開始5日目に胚盤胞を移植します。
着床不適状態 子宮内膜が着床に適していません。2周期目の検査へ。
当院で採取された検体は、Igenomix (スペインの検査会社)に移送し、現地でERA検査が実施されます。検査結果が当院に届くまでには、通常2~3週間を要します。

検査結果が得られるまで2~3週間を要します。

 

2周期目

 

1周期目と同様の方法で行います。

子宮内膜組織の採取をホルモン補充周期は、プロゲステロン開始3 ~4日目、もしくは7日目(または両方)に行い、自然周期では、 LH陽性から5日目頃、もしくは9日目頃(または両方)行い、 検査に提出します。

 

2)子宮内膜組織採取について

 

image (1)

 

時間は5分程度です。

通常、麻酔は行いません。
絶食等は必要ありません。

ただし、器具挿入が困難で痛みを伴う場合には、局所麻酔にて行います。

痛みがありますが、月経痛のような痛みが一瞬あるだけです。痛みに弱い方は、事前に鎮痛剤の使用を検討しますので、ご相談くださいとのこと。

また非常に稀ではありますが、全身麻酔(静脈麻酔)を希望される場合がございます。対応は可能ですが、事前に絶食等の前処置が必要ですので、強くご希望される場合はあらかじめお申し出てください。

麻酔や前処置は別途費用がかかります。

当日はシャワーのみ(入浴不可)。性交渉も不可です。

 

検査料金


  英さんでART治療中の患者様 左記以外の方
1周期目の検査費用

165,000円

265,000円

2周期目の検査費用

147,000円

247,000円

 

 

※ 上記費用は、全て税抜き表示となっております。

※ 薬剤料、ホルモン検査、超音波検査の費用は、上記に含まれておりません。

※ 検査は、さんのみやクリニックで実施されます。

絶景 霞間ヶ渓の桜!!

2017年4月14日 金曜日

山桜・吉野桜・しだれ桜など約8種類1500本もの桜が一斉に咲き誇ります。

グラデーションがほんとに綺麗で壮大なスケールでした。

養老インターから20分ほどで行けるので、

車でのアクセスも良好でした。

 

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地盤がゆるく、災害の多かった「鎌ケ谷」に土砂崩れ防止のため植えられた桜が次第に繁殖し、

遠くから見ると霞がかかったように見えることから「霞間ヶ渓」と呼ばれるようになったそうです。