ドラッグストアーもりぎん 奥田店の大橋です。
それでは本日は卵のグレードの見分け方についてご紹介させて頂きますね。
受精して分割を始めた受精卵は受精後2、3日目の状態を初期分割胚といい、
細胞の数やフラグメンテーション(細胞が壊れてしまっているもの)の有無で1から5のグレードに分かれます。
グレード1が一番良いグレードで、数字が大きくなるにつれてグレードは下がっていきます。
逆に胚盤胞の場合はグレードの数が大きいほどいい卵でグレード1の胚盤胞よりグレード5の胚盤胞の方が質が良い受精卵と考えられます。
※病院によって多少異なることもあります。
初期胚と胚盤胞ではグレードの分け方が大きく違います。
グレードの基準:初期胚の場合
きれいに分割しているかが基準。
細胞分裂した際の細胞が、きれいな丸であればいいのですが、分割した細胞のいくつかが、
細胞が壊れてしまっているもの(フラグメンテーション)が、あったりします。
そのフラグメンテーションの割合が多ければ多いほど質が悪い卵で、グレードの数値が大きくなっていきます。
グレード1:分割が均等で、フラグメンテーションがない
グレード2:分割が均等で、フラグメンテーションがわずかしかない(10%以下)
グレード3:分割が不均一で、フラグメンテーションがわずかしかない(10%以下)
グレード4:分割が不均一で、フラグメンテーションが多い(10~50%)
グレード5:分割が不均一で、フラグメンテーションが非常に多い(50%以上)
基本的にはグレード3までが妊娠する可能性がある、と言われています。
初期胚のグレードの数の後に、さらに詳細の評価順にアルファベットも付きます。
詳しくは店頭でお気軽にご質問くださいね~。