卵のグレードの見分け方(初期胚)

2015年9月23日 水曜日

ドラッグストアーもりぎん 奥田店の大橋です。
 
それでは本日は卵のグレードの見分け方についてご紹介させて頂きますね。
 
 
 
受精して分割を始めた受精卵は受精後2、3日目の状態を初期分割胚といい、
 
細胞の数やフラグメンテーション(細胞が壊れてしまっているもの)の有無で1から5のグレードに分かれます。
 
グレード1が一番良いグレードで、数字が大きくなるにつれてグレードは下がっていきます。
 
 
逆に胚盤胞の場合はグレードの数が大きいほどいい卵でグレード1の胚盤胞よりグレード5の胚盤胞の方が質が良い受精卵と考えられます。
 
※病院によって多少異なることもあります。
 
初期胚と胚盤胞ではグレードの分け方が大きく違います。
 
 
 
グレードの基準初期胚の場合
 
きれいに分割しているかが基準。
 
細胞分裂した際の細胞が、きれいな丸であればいいのですが、分割した細胞のいくつかが、
 
細胞が壊れてしまっているもの(フラグメンテーション)が、あったりします。
 
そのフラグメンテーションの割合が多ければ多いほど質が悪い卵で、グレードの数値が大きくなっていきます。
 
 
グレード1:分割が均等で、フラグメンテーションがない
 
グレード2:分割が均等で、フラグメンテーションがわずかしかない(10%以下)
 
グレード3:分割が不均一で、フラグメンテーションがわずかしかない(10%以下)
 
グレード4:分割が不均一で、フラグメンテーションが多い(10~50%)
 
グレード5:分割が不均一で、フラグメンテーションが非常に多い(50%以上)
 
 
基本的にはグレード3までが妊娠する可能性がある、と言われています。
 
初期胚のグレードの数の後に、さらに詳細の評価順にアルファベットも付きます。
 
 
詳しくは店頭でお気軽にご質問くださいね~。
 
 
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